【イベントレポート】2月12日開催!キャリアサミットレポート
こんにちは!
Goodfind九州です。
先日2月12日にキャリアサミット福岡が開催されました。
11社の企業様と約60名の学生が参加し、イベントは大盛況でした。
参加した学生さんの中には鹿児島から来たという方も複数名いて驚きました…!
最初は企業様によるプレゼンテーション。
企業様1社あたり5分という短い時間でしたが、熱い想いを語って頂きました。
休憩無しで1時間に渡って行われたため、学生の皆さんは若干疲れも感じたのではないでしょうか?
しかし、熱心にメモをとる学生さんの姿が多く見られましたね!
企業様の説明にも熱が入っています!
後半は座談会。
学生5〜6人に対して、企業様が1社、約12分ずつローテーションで回って頂きました。学生さんは企業プレゼンで感じた疑問をしっかりと企業様にぶつけて、普段の企業説明会以上に、より理解が深まったのではないでしょうか!
最後は自由交流会。
それぞれ気になった企業さんのところに行き、更に深い話を聞くこと出来たのではないでしょうか。
今回は東京から企業様にお越し頂来ましたが、福岡にいて1日でこれだけの企業に会える機会は中々ないと思います。
しかし、インプットしただけでは充分ではありません。次の行動まで繋げてこそ意味があります!
2月は多くの企業さんが福岡で説明会を開催しています。説明会後にそのまま選考会を行う企業さんも多いため、会社に足を運ぶ時間の削減にもなります!
就活は行動することが大切と言われますが、本当にその通りです。
今回イベントに参加した学生さんはもちろん、参加できなかった人、まだ就活を始めたばかりの人もぜひ行動に移すことを心がけて、今後も頑張りましょう!
▼今後のGoodfind九州のイベント情報はこちら!
・2/16「カーブス説明選考会」
https://goo.gl/ZbqBLi
・2/19「ネットプロテクションズ説明選考会」
https://goo.gl/jBjJL2
・2/21「ビズリーチCEO登壇セミナー」
https://goo.gl/LreZa9
・2/22「ユナイテッド1day内定選考会」
https://goo.gl/WR7i2O
・2/27「アカツキ説明選考会」
https://goo.gl/ufSMR8
・3/3「財務諸表で読み解く・業界分析講座」
https://goo.gl/m69pSg
・3/4「実践型ワークショップを通じて学ぶ "企業を見る「軸」の作り方"」
https://goo.gl/873RMe
・3/21「ルクサトップセミナー」
https://goo.gl/DTdjd6
・3/20「Goodfind九州卒業イベント」
https://goo.gl/wGd1qc
就活中に就活支援…!? 人事視点を手に入れた内定者が、就活生に伝えたいこと。
【17卒内定者インタビュー】Speee :増田隆洋
-profile-
増田隆洋
株式会社speee 内定者
就活時の内定先 Speee、外資系大手コンサルティングファーム
兵庫県出身。大学から九州へ移住。
大学2年生の10月から自身の就職活動を開始。
その後、3年生春から就活支援団体にて同学年への就活支援を開始する。
3年生夏にはコンサルティング企業やベンチャー、大手企業など、幅広いインターンに10社以上参加。
その中でSpeeeのインターンに参加し、3年12月に内定承諾し、就活を終える。
その後は同月に友人とスタートアップにて起業、内定者インターン、福岡で友人と福岡における就活支援のプラットフォーム事業を立ち上げる。
現在はプラットフォーム事業と並行し、Goodfind九州にてインターンを行っている。
就活開始はなんと大学2年生の秋?
ー 2年生の秋から就活を始められたとのことですが、早くないですか?
早いと思います(笑)周りには就活してる人とか誰もいなくて、先輩しかいなかったですね。後々になると、僕より早くインターンとかに参加している九州の同期がいたりして、出会えてなかっただけかあとも思いましたけど。
実は2年生の夏に参加したビジコンで、チームメンバーの大学院生のレベルが高すぎて、「社会人になるのこええええ!」って思ったんです。それで、社会のこと知らないし、自分の将来のことも考えてないからだと思って、就活を始めました。それこそ1番最初に参加したのはGoodfindのキャリアサミットだったんですよね。
ー どういう業界を見ていたんですか?
2年の秋から12月までは、何したらいいかわからなかったので、ひたすら本読むとか、イベントに行ってインプットしてましたね。
その後、九大のアントレプレナーシップの授業を受けていて「起業したいな〜」って漠然と思ったんですが、その力をつけるためにはまずはコンサル就職が良いのではと思って、3年の夏にコンサルのインターン3社程行きました。「うーん、戦略の緻密さは好き。でも、提案内容を自分ができないのは嫌だな」って思っちゃったんです。
どうしようかなと思ったんですが、当時ベンチャーもインターン参加していたので、新規事業も既存事業も力を入れている事業会社がいいなって思ったんです。それで10月・12月とSpeeeのインターンに参加して、ここだって感じましたね。
ー 就活で大切にしてたことはなんですか?
企業の情報って、直接自分が見聞き・体験した一次情報と、サイトとかに載ってる二次情報が有りますよね。僕は、一次情報を集めることを大切にしていましたね。二次情報って、結局は書いている側の主観が入ってくるから、全て鵜呑みにするには事実と主観が入り混じっていて判断するのは難しいなと思っていて。
就活のメディアとしては、選考情報とセミナーの情報はGoodfindで集めてました。
特に合同説明会は、行く意味ないと僕は思っています(笑)3年生の春に1度参加したんですが、あの場で企業さんが話すことって、ほとんどサイト見たら載ってません?企業数が多い分、一つの企業に割ける自分の時間も少なくなるし、なんか非効率だなと。Goodfindの座談会形式のイベントとか、1社と話に行くようなイベントとかには結構行っていたと思います。
ー 就職活動で、やっててよかったなと思うことは有りますか?
すぐ出来ることでいうと、名刺を作ったことですね。
こっちが名刺を渡すと、自然と相手も名刺を渡してくれるんです(これは、人によってもらえない時ももちろんありますが)。それに、名刺の渡し方とか、学生が普段触れないビジネスマナーに触れるきっかけになりますね。ビジネスマナーを知ってるかどうかで、印象が全然変わってくるので。
あとは、とりあえずイベントに行くこと。誘われたら、「行きます!」って感じでした(笑)最初は自分で良し悪しを判断する材料もないので、行かないと何が学べるかも分からないし、行って人脈とかも作れるなと思ったので。
当時僕しかやってなかったことだと、自分の就活中に就活支援をしていたことですね(笑)「就活生」「就活支援者」「企業」だと、それぞれ見方が違うと思っていて、僕は学生目線での企業の見方とか感じ方と、支援者が学生をどう見て、企業とのマッチングをどうやって実現するかという見方と、どちらも学べたので良かったなと思います。あと、色々資料共有してもらったので、GDの資料は20個くらい事前に回答まで見れました。
自身の就活中に就職支援を開始
ー 就職活動中に就職支援を開始した理由はなんですか?
僕は運良く、2年生の夏にビジコンに出たおかげで、就活を始めるのが比較的早かったんです。九州内の16卒の先輩方と話す機会もたくさんあって、みんな3年生の夏くらいから就活始めてたんです。1年早かったのかとそこで知りましたが。
そして、就活で東京や関西に行って学生と話すと、九州の学生との意識や、開始時期の差に驚きました。もっと九州の学生危機感持とうよ!って思ったんですよね。それで、早く始めることの良かった点を実体験した僕だからこそできる支援の仕方があるんじゃないかと思って、就活支援を始めたんです。
ー 周りの反応はどうだったんですか?
やっぱり、最初は「なんで同期に面談されんの?」みたいな感じでした。まあそりゃあそうなんですけどね。でも、イベントの運営とか、頻繁に連絡取ったりする中で、色んな人から面談してほしいってお願いすることも増えてきて、すごく嬉しかったのを覚えています。恐らく、3年生時点で50人以上は1対1で面談できたんじゃないかなと思います。
あとは、先輩や社員からの意見と、同期からの意見ではアドバイスの目線が変わってくるので、相手の目線に立ちやすかったなと思います。もちろん、僕だけではカバーできない部分を社員や先輩にお願いしてカバーしてもらったりもしてました。
Speeeに決めた理由は事業と組織のバランス
ー 2016年10月に10期目を迎えたSpeeeについてお話いただけますでしょうか。
Speeeは複数の事業を生み出す「事業創造プラットフォーム」であることを会社の中心に据えています。事業の柱は3つあって、一つはSEOコンサルティングやトレーディングデスク事業など、企業のWebマーケティングを支援するBtoB事業です。二つ目はインターネットメディア事業。こちらはBtoC事業で、個人向けの不動産査定サイト「イエウール」など、複数のインターネットメディアを運営しています。三つ目が新規事業。これまでのビジネスで培ったノウハウと資本をもとに、アドテク・メディア・ヘルスケア領域など、次々と新たな事業をリリースするフェーズに入っています。ASEANを中心にグローバル展開も加速、「成長市場で必ずNo.1になれる」ことを基準に資金と人材を投資して積極的に事業開発を行い、市場の創出に取り組んでいます。
ー 最終的にSpeeeに決めた理由は何でしたか?
僕は事業を作るなら、社会課題を解決するためにビジネスを投入したいと考えているんです。エンターテイメントとか、人の余暇を充実させることも大切ですけど、本当に困っている人のために事業をしたい。そうやってエコシステムを課題の内部に作ることで、働いている人はしっかりとお金がもらえるし、サービスを利用している人はきちんとお金を払うような、経済や人が循環するシステムを作りたい。だから社会問題に対して、確実な方法で、かつ最短距離で行けるようなSpeee事業の進め方に共感したんです。
あと、事業だけではなくて、組織面においても社員全員がどうしたらもっと組織をよくできるかっていうのを考えていて、制度や福利厚生にもきちんと落とし込んでいるんですよね。
事業と組織のバランスが取れていて、かつその両方を最大化しようとしている点に魅力を感じて最終的にSpeeeに決めました。
就職活動を始める人へ
ー これから就職する学生に向けてのアドバイスをお願いします。
まず、もうすでに内定もらってる学生さん。本当におめでとう!僕も内定を承諾するのは早い方だったんですけど、恐らくこれから先、他の企業に出会って迷うこともあると思うんです。実際僕自身も、2回ほど迷いました。でもその時、「何故その企業を選んだのか」振り返れるようにしていてほしい。今は直感かもしれないけれど、より内定先との接触頻度が増えてくれば言語化できると思います。その辺をメモしておいて、もし迷ったらしっかりと客観的に比較した上で検討してほしいです。あと、がっつり就活を続けなくても、色んな社会人に会ってほしいなと思います。
次に内定もらってない人。まだ全然焦らなくても大丈夫です!内定の早さなんて、自分に合った企業に出逢うタイミングの問題なんです。今納得してない企業で無理に決めてしまうのはあんまりよくないかなって思いますね。それなら、もっと行動したほうがいい。ベンチャーを全く見てなかった人は、見てみていいと思うし、ベンチャーしか見てなかったなら、大手も見てみたらいいと思います。もう少しだけ行動の幅とかを広げてみると、意外な出会いがあると思うので、ぜひ行動を率先してしてほしいなと思います。
そして就活してない人。まずは誰かに相談してみましょう。恐らく一人で考えていても、答えなんて出ません。同期や17卒の先輩とか周りの社会人にとりあえず相談しましょう。Goodfindとかでも面談とかやっているのでよかったらぜひ。
最後に起業したい人。「何のために起業するか」を考えた上でしてほしい。もし社長になりたいだけなら、登録すれば肩書き上はなれます。お金を稼ぐなら、個人事業主でも十分稼げます。様々なサービスが世の中にある中で、誰のために、何のためにそのビジネスをするのかというビジョンや明確な理由がないと、結局はスモールビジネスで終わっちゃう気がします。福岡は特にスタートアップ支援なども盛んになってきているので、チャレンジする土俵はできつつあると思います。それを活かして飛躍してほしいなと思います!
ー 最後に一言お願いします
就活って、大変じゃないですか(笑)もっと周りに頼ったり、色んな人と話していいと思うんです。例えば自己分析とかって、自分で考えることも大事なんですけど、人に話すことで言語化されて整理されることがあるんですね。ジョハリの窓とかイメージしてもらったら分かりやすいかなと思います!インターンの内容は大きく3つ!18卒の参加者に聞いてみた!
こんにちは!Goodfind九州です!
先日、『ウィンターインターンには参加したほうがいいの?』の記事で、インターンの種類や、概観についてお伝えしました!
▼前回の記事はこちら!
今回は、「インターンの内容は大きく3つ!18卒の参加者に聞いてみた!」と題して、もう少し中身について詳しくお伝えしたいと思います!
後半には18卒に聞いた、インターン参加の感想もあります!
題名にもある通り、インターンの内容は、大きく分けて3つに分かれます。
①説明会型
②プロジェクト型
③選考直結型
それぞれ解説していきます!
インターンの内容
①説明会型
1dayインターンシップに多い形で、企業説明の時間が設けられ、簡単なワークショップを実施する企業もあります。
例えば、「経営ボードゲーム」であったり、グループディスカッションを複数回行う場合もあります!
②プロジェクト型
チームに分かれ、1つの課題に対して3日間や5日間などの一定の期間で取り組むタイプのインターンです。
例えば、ベンチャー企業では新規事業立案の課題が多く見られ、コンサルではコンサルティング業務に近い課題が多く見られるので、実際にその企業が取り組んでいる業務内容に近い課題が出てくる場合が多いです。
③選考直結型
基本的には、①の説明会型や、②のプロジェクト型ともかぶる場合が多いですが、インターンでの成果や姿勢が、そのまま選考に繋がるものがあります。
ベンチャー企業などでは、1ヶ月や2ヶ月などの期間、社内業務や与えられた課題に取り組み、優秀な成績を収めることで内定が出るものがあります。
学生にとっては、インターンが選考に直結するのはありがたいですよね!
短期・中期であっても、有給インターンがある!
上記の3つのインターンには、日給や成果報酬などで、給料がもらえるものがあります!
実は筆者も、インターンでお給料を頂いたり、賞金を頂いた経験があります!
自分にとっての学びや経験になり、かつお金ももらえるというのはすごくありがたいですよね。
ちなみに、九州から東京や関西のインターンに参加する際には、
交通費や宿泊費は基本的に出してくれる企業が多いので、ご安心ください!
実際、どんなことをしたのか?
18卒の学生に、インターンでどんな経験をしたのかをヒアリングしてみました!
Q:インターンは、どんなものだったんですか?
5日間のインターンで、新規事業立案をするものでした。
具体的に言うと、福岡の企業と学生を繋げるようなビジネスを考えました。
Qインターン中に、辛かったこととかはありますか?
辛かったことは色々ありますね。
自分のチーム内で対立してしまったりしてなかなかまとまらなかったりとか、他の企業さんが関わっていたりしたんですが、フィードバックでボロクソに言われたこともありましたね。
Q結果としてはどうだったんでしょう?
結果としては優勝できました!
チームがなかなかまとまらなかったものの、最後には結束力が高まったおかげで、成果を出すことができたんだと思います。
Q参加して良かったこととかは、どんな点ですか?
1つは、0から何かを作り出すことの大変さを知ったことですね。
それと、就活の仲間ができたこともすごく良かったと思います!
特に、5日間ぶつかりながらも切磋琢磨できたメンバーなので、今後も長く付き合っていけるんじゃないかなと思います。
Qその後はその企業とはどんな関わりがありますか?
実は、その後社員さんに誘われて長期インターンをしています!
今は、メディア関連のことや広告運用などの業務を経験させてもらっています。
その会社に就職するかどうかはまだ分かりませんが、内部の働き方を知ることができるのですごくありがたいなと思っています!
インタビューにもありましたが、インターン後も企業との繋がりが続き、さらに深く経験できる機会もあります!
ぜひ、イベントに参加したり、選考会や説明会に足を運んでみてはいかがでしょうか?
どんなウィンターインターンがあるの?という方向けに、
2/12日にインターンや本選考に繋がるイベントがありますので、ぜひ参考にしてください!
ウィンターインターンには、参加した方がいいの?
こんにちは!Goodfind九州です。
本日は、『ウィンターインターンには、参加した方がいいの?』と題し、これから本格的に参加者が増えるインターンについてお伝えします!
インターンの種類
◯短期インターン
・1day〜1週間程度のインターン
・会社のことを知ったり、
簡単なワークをすることが多い
◯中期インターン
・1ヶ月〜3ヶ月程度のインターン
・実際に会社で行っている業務を行うことがある
・社員と一緒に働きながら、
1つのプロジェクトを完遂することが多い
◯長期インターン
・半年〜1年以上のインターン
・1つだけでなく、いくつかのプロジェクトに
従事する可能性がある
・長期的にスキルを磨くことができる
(マーケティング、プログラミング、営業など)
インターンの期間
◯サマーインターン
・7月末から9月末までのもの
◯オータムインターン
・10月から12月あたりまでのもの
◯ウィンターインターン
・1月から3月あたりまでのインターン
これからは、ウィンターインターンが主体になってきます!
これまでの間に、18卒の学生の中にもインターンに参加した学生は多いと思います。
ウィンターインターンには、サマーインターンに参加した学生が一定数参加してくるため、サマー時点より参加者のレベルが高い可能性があります!
筆者もウィンターインターンに参加した経験がありますが、
✓すでにマーケティングの知識が多い
✓新規事業立案のインターンに参加してきた
✓色んな会社のインターンに参加した
という学生が、サマーインターンに比べて多かった印象があります!
また、ベンチャー企業ではすでにインターンを複数回実施しており、ウィンターインターンがその企業にとって最後のインターンである可能性もあります!
つまり、ウィンターインターンに参加するのであれば、
・参加者のレベルは高いかもしれない!
・企業の内部のことを知る最後の機会になるかもしれない!
ということを念頭に置くべきです!
ウィンターインターンは参加するべき?
こんな風に思ってしまう人もいるのではないでしょうか?
筆者からすると
むしろ、今、少し焦ってでも行動した方がいい!
と思っています。
失敗を恐れて何もしないのは、とても危険です!
人の成長というのは厄介で、実力の現状維持をするためにも成長をしなければならないのです!
何もしなければ、時間が進むにつれて知識や経験はどんどん薄れていき、退化していくだけ。
さらに、やる気を出すための方法として言われているのが、行動することです。
やる気は、行動する前に起こすものと思われがちですが、実は行動を起こした後についてくるものだとも言われています。
かといって、じゃあどんな行動をすればよいのか?というと、まずはどんなウィンターインターンがあるのかを探すことです!
自分で探すだけでなく、紹介してもらえるような機会も大切ですので、ぜひ色んな機会を活用してほしいと思います!
【17卒内定者インタビュー】コロプラ総合職:山田健太郎
投資銀行からベンチャーへの方向転換の理由
-profile-
山田健太郎(やまだけんたろう)
株式会社コロプラ総合職 内定者
就活時の内定先:コロプラ、日系投資銀行、コンサルティングファーム、日系大手事業会社
福岡県出身。中学1年次で入部した吹奏楽部でマーチングと出会う。
大学3年次より2年間休学し、マーチングの本場アメリカで現地チームに所属してマーチングの世界大会に出場する。2014年度には世界第2位を獲得。
世界一を目指して、マーチングの本場アメリカへ飛び込む
―就職活動を始める前は、どのような大学生活を送っていましたか?
ごくごく普通な大学生活を送ってましたよ(笑)
他の大学生と違うことがあるとすると、大学3年から2年間休学してアメリカで生活をしたことだと思います。留学やワーキングホリデーなどではなく、現地のマーチングバンドに所属してマーチングの世界大会に出場するためだけに渡米しました。
世界大会での最高順位は2位という結果で、目標の世界一には届かなかったものの非常にいい経験ができたと思っています。
―そのままマーチングの指導者になろうとは思わなかったんでしょうか?
マーチングの指導者になりたいと憧れたことももちろんありましたが、最終的には就職することを選びました。
マーチングは大好きですが、大学で専攻しているファイナンスも僕にとってすごく興味深くて、この分野をビジネスの現場でもっと磨いてみたい!というような思いがあったことが大きな理由です。
そのため、帰国し復学してから少しずつ就職について考えるようになりました。
―帰国当時は、どのような仕事に就きたいと考えていましたか?
当初は、公認会計士を目指していました。
理由は、前述したようにファイナンスの知識を磨きたいと思っていたからです。
将来的にはCFOになりたいと考えており、そのためのステップとして会計・税務の知識を磨くのであれば、どうせならその最高峰である公認会計士をめざしたいと考えていました。
復学当時はいろんな資格学校にパンフレットをもらって、どの予備校に通うかを考えていました。公認会計士は独学での合格は難しいと聞いていたので、秋から予備校に通って資格試験に向けて勉強するつもりでした。
なんとなく始めた就職活動
―公認会計士を目指していたということですが、そこから就職活動を始めたきっかけを教えてもらえますか?
きっかけは、夏のインターンシップです。
当時、公認会計士を目指していたので就職活動をするつもりはなかったのですが、なんとなくインターネットで夏のインターンシップの募集を見つけて、なんとなーく応募したのがインターンに参加したきっかけです(笑)
参加したインターン先で、「公認会計士を目指すとしてもいろいろな企業を見てからでも遅くないから就職活動はやるべきだ」と人事の方に説得されて、どうせなら色々な企業を見てみようかなと思って大学3年の9月ごろから本格的に就職活動を開始しました。
―夏のインターンシップの後は、どのような企業の選考を受けていましたか?
まず選考を受けたのは、会計系のコンサルティングファームでした。
会計系のコンサルティングファームだと公認会計士出身の方も多くキャリア選択についてアドバイスを頂く機会があると考え、実際働いた場合も自分が興味のある領域で働くことができるのではないかと考えたためです。
実際にインターンシップに参加した時に、公認会計士の資格を持ちながらコンサルタントとして働いている方とお話しする機会があり、「知識をつけたいという理由なら必ずしも資格を取る必要はない」というアドバイスをいただき公認会計士以外の選択肢を考えるようになりました。
そのコンサルティングファームではインターンの後に選考に進みましたが、実際の会計系のプロジェクト案件内容と僕のやりたいこととの間にズレを感じたため、コンサル以外についても幅広く見てみようと感じました。
次に選考を受けたのが、投資銀行でした。
当時すでに外資系投資銀行の選考は終了していたので、日系投資銀行に的を絞って選考を受けました。いくつかのインターンに参加しましたが、財務諸表をモデリングして企業価値評価をしたり、経営戦略に踏み込んでM&A提案したりというところが非常に面白く、魅力的に思いました。
その後、徐々に就活対策が進んだこともあり運よく内定をいただくことができました。
最終的には、コロプラと投資銀行との間でどちらを選ぶかという状態になりました。
―コロプラの選考を受けてみようと思った理由は何だったのでしょうか。
時期的には投資銀行のインターン選考を受けている頃だったので大学3年の1月ごろですが、たまたま福岡でコロプラの企業説明会があると招待を受けて、これもなんとなーく行ってみようかなと思ったのがきっかけでした(笑)
当時のコロプラには「よくあるスマホゲームの会社」という印象を持っていたのですが、その説明会での人事の方のお話を聞いて、そのイメージは一変し非常におもしろそうだと感じました。コロプラを選んだ理由については後述しますが、その人事の方に「とりあえずいろいろと内定とってから考えろ!」とのアドバイスをいただいたので、それならまずコロプラから内定をもらおう!と意気込んで選考に進みました(笑)
入社を決意した理由は、3年後の自分
―「スマホゲーム」の印象が強いコロプラですが、コロプラの総合職についての印象をお話しいただけますでしょうか。
一言でいうと、「なんでも任せてもらえる仕事」という印象です。
総合職の先輩方は、世界中を飛び回ってVR関連企業へ投資を行っている方や、経営企画グループに所属してM&Aなどの立案・実行をする方、子会社の立ち上げと経営に係る方、VRのゲーム企画をする方もいて、仕事領域は人によって様々です。
ただ全てに共通しているのは、1人1人の裁量が大きく、スケールの大きな仕事に取り組んでいるという点です。
コロプラが新しい会社なのに加えて、総合職は僕の代で3期目になる非常に新しい職種です。そのためこれが総合職の仕事です!という決まった領域はないんですが、経営企画、マーケティング、VC、新規事業、IP戦略など、あらゆる領域で大きな仕事や責任のある仕事を任せてもらえる機会が非常に多いと感じています。
また社長の馬場さんや役員の方々との距離が非常に近いのも特徴で、一緒にお仕事をすることも多いため、「若いうちから裁量をもって働きたい」「なにか大きなことをしたい」という人にとっては非常に魅力的でチャンスの多い環境なのではないかと思います。
実際に、総合職の先輩が取り組んできた仕事の事例の数々を聞くと「そんなことまで任されるのか!」と驚くような大きなものばかりなのですが…
続きは是非、コロプラの企業説明会で聞いてみてくださいね(笑)
―コロプラの選考で印象に残った出来事はありますか。
最終面接が一番印象に残っています。
最終面接では「コロプラでファイナンスや経営についての知識と経験を身につけて、将来的にはCFOになりたい」という話をさせていただいたのですが、最終面接の面接官はなんとコロプラの現CFO長谷部さんで。
めちゃくちゃ緊張しながらお話しさせていただいたんですが、すごく親身になってお話を聞いてくださって、「子会社のCFOなら3年でどうにかなる」とか「CFOになりたいのなら、ファイナンスだけではなくて戦略論や組織論についても勉強した方がいい」とアドバイスまでいただきました(笑)
その時間がすごく楽しかったのもそうなんですが、新卒採用の候補者にわざわざ上場企業のCFOの方が時間を割いてくれるのって、すごいことだなと感じて。
それだけコロプラは総合職の採用に会社全体で取り組んでおり、これから会社の中心を担うであろう総合職人材の採用・育成にかけるコロプラの「本気さ」を感じました。
最終面接で自分がなりたい役職の方と直接お話させていただいて、その役職の具体的なイメージや実現にむけての明確なプランを持てたこと、またそのプランを実現するにあたって、新卒育成に本気で取り組んでいるコロプラという環境ならその機会をつかむことができると感じたことは、その後複数の内定先から1つに絞る際に大きな要因になりました。
―最終的にコロプラを選んだ理由はなんでしょうか。
CFOになるのに、一番最短だと感じたからです。
当時、将来CFOになることを目指すにあたって3つのファーストキャリアを考えてました。1つめは投資銀行、2つめは日系の大手事業会社、3つめがコロプラです。
コロプラの最終面接で「3年あれば子会社のCFOならなんとかなる」という言葉をいただいたのもあり、「その会社に入ったとして、3年後なにをやっているのか?」という観点で考えました。
投資銀行については、確かに投資銀行出身のCFOの人は多いので一見この選択が最良かと考えていました。ただ、投資銀行からCFOになるのに何年かかるか考えたときに少なくとも10年くらいはかかるんじゃないか、少なくとも3年後はほぼ確実に投資銀行で働いているだろう、と。
大手事業会社にしても、仮にCFOになったとしてもそのころ自分は50代後半とかだろう、そもそも社員がめちゃくちゃ多いなかで本当にCFOになることができるのか?なにより大手事業会社で3年働いたとして、はたして自分はなにができる人材になれるんだろうかと考えたときに具体的なイメージが浮かばなかったんですね。
ではコロプラはどうかと考えたとき、最終面接でお話ししたように3年後に子会社のCFOになるという明確なイメージが持てました。また、コロプラの総合職にかける「本気さ」から、仮に3年後に子会社のCFOになっていなかったとしても、そういうチャンスはきっとすぐにやってくるし、そのチャンスに向けて自分の能力を磨くことのできる環境が整っていると感じました。
まとめると、コロプラに入るのがCFOになるのに最短だと感じたからコロプラへの入社を決めた、という感じです。
ただ、これは僕個人の理由であってコロプラの他の内定者の理由は様々です!
「エンタメの会社でなにかおもしろいものを作りたい」
「VRという領域で大きなことを成し遂げたい」
「データサイエンティストとして大成したい」
同期の内定者はひとりひとりが全く違うタイプの人間で、コロプラでやりたいことや志望理由ももちろん様々ですが、「これ!」と決めたことに関して取り組むときの熱量の大きさや、他人の話を素直に受け止める心を持っていることはみな共通しているのかな、と思います。
就職活動を始める人へ
―これから就職活動を始める人へアドバイスをお願いします。
とにかく、色々な企業を見てみるといいと思います!
自分が行きたい企業が決まっていても決まっていなくても、いろんな企業を見て話を聞き、いろんな視点を手に入れることは大事だと感じます。話を聞く過程で、行きたいと思っていた企業を「あれ、なんか違うぞ」と思うこともあれば「やっぱり、ここに行きたい」と思うこともあると思います。
どちらにしろ、たくさんある選択肢の中からいろいろ考えて決定した、ということが大事だと思います。
就職活動は一生に一度の機会なので、納得感を持って就職活動できるよう今のうちに色々な選択肢に目を向け、後悔のない決断ができるよう頑張ってください!
地方の学生だと、やっぱりお金も時間もかかるし、実際に足を運んで企業のもとに行くことに消極的になると思うんです。最初は旅行気分でもいいと思うので、とりあえず色々な企業のところへ行っていろんな人の話を聞いてみてください。
企業によっては、選考段階でも交通費を負担してくれるところもあったりするので、とにかくまず行動してみることが大事だと思います。
就活に向けて動き出したいけどいきなり東京に行くのは…という方は、2月に福岡に企業さんが集まるイベントがあるので、せっかくの機会に参加してみてはいかがでしょうか。
―最後に一言、お願いします。
就活を楽しんでほしいな、と思います。
ときには選考に落ちることもあるし、時間もお金もかかるし、苦労することも多いかと思います。
でも、こんなに多くの人と会っていろいろな話を聞く機会はなかなかないと思うので、せっかくの機会を楽しんでほしいです!
僕は東京に行ったときは、なるべくいい店でランチを食べるようにしてました。
お金はかかりますが、やっぱり美味しいもの食べると頑張ろう!って気持ちになるし、就活が旅行気分で楽しめるのでオススメです(笑)
みなさんの就職活動が実りあるものになるよう、陰ながら応援してます。
頑張ってくださいね!!
―ありがとうございました!